2005年03月19日
石川啄木(いしかわぶたぼく)は歌人で、そのペンネームから察するところ金沢付近に住んでいて「養豚業」と「山林業」のような仕事をしながら短歌を作っていたと思われる。
有名な歌に
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ
というのがある。
この意味だが前半「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ」の部分はそのままで問題ない。
「花を買い来て妻としたしむ」これが問題である。
当時の言葉でいう「花」とは「テーブルチャージ」みたいなもので、「花をつける」とか「花を買う」とかいうのは芸者遊びに金を払うことである。
実は豚木は生活苦のため妻を芸者に出しているのである。
だから「友がみなわれよりえらく見ゆる日」に「妻としたしむ」ために妻である「芸者」の「花代」を払わなければならなかった。
つまり自分の妻と「やる」ために「花代」を払わなければならないという我身の不甲斐なさを歌った歌なのである。
この歌はそもそもは
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻とした
という歌だったと思われるが少し露骨な感じがするため、最後のところに二文字を付け加え「したしむ」としたものと思われる。
※三省堂提供「大辞林 第二版」より
はなだい 0 2 【花代】
芸者・娼妓などの揚げ代。線香代。玉代(ぎよくだい)。はな。
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