2006年07月22日

ボールペンの墓場

私たちにとって一番身近な筆記具といえばボールペンだと思うが、これのインクを最後まで使い切ったという事がほとんどないような気がする。

インクが見えのるにかすれて書けなくて頭にくることはしょっちゅうある。

NASAは世界で初めて人間を宇宙空間に送り出した。
その時『ボールペンは無重力状態では書けない』と発見した。 その後、研究者達は10年の歳月と120億ドルの費用をかけてついに『無重力状態でも書けるボールペン』の開発に成功した。

一方ロシアは鉛筆を使い続けている。

というジョークがあるように、ボールペンのインクが出てくるのは重力によるものだという事を最近知った。
それまでは「毛細管現象」とかなんとかでインクは吸い出されるように出てくるものだと思っていたがそうではないらしい。

ためしに上向になって、ペン先が天井の方向に向くようにして字を書いてみるとすぐにインクがかすれて書けなくなる事でもわかる。

この事はわれわれが日常レベルで体験する「かすれて書けないボールペン」と関係がありそうな気がする。

普段からボールペンを「鉛筆立て」のようなところにペン先を下にして立てておくようにすれば、ボールペンのインクはいつも最後まで使い切ることができるのではないだろうか。

しかし、それ以前に不思議に思うのがボールペンを買った本数(記憶)と、捨てた数(記憶)の整合性のなさである。

どう考えても「ボールペンを買った本数(記憶)>>捨てた数(記憶)」である。
ボールペンの5本セットくらいのやつはよく買うのだが、その割りにボールペンを捨てたという記憶がほとんどない。

大体、私の感覚でいうと、捨てた数の50倍くらいの本数は買っている。

これは多分、買ったボールペンが途中でどこかへ行ってしまうということだ。
考えてみるとボールペンのインクを使い切るよりも、途中で書けなくなって捨てるよりも、いつのまにかどこかに行ってしまうという「行方不明」というケースが一番多いのではないだろうか。

これはもしかしたら「ボールペンの墓場」というものがこの世界のどこかにあるのではないかと私は考える。

伝説の「象の墓場」のように、世間から忘れられたボールペンが時空を超えて、人知れずどこか一箇所に集まってその生涯を終える、というやつである。

その墓場に集まったボールペンのインクは使い切られてないものがほとんどだろうな、と私は想像するのである。

at 01:51 | Category : 日記 | Comments [7] | TB [0]
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コメント

なんか素敵なお話ですね。
私は消しゴム墓場もあると思います! こっちも使い切った事無いですもん。

Posted by ぐにゃてん at 2006年07月22日 09:51

空になったボールペンの替え芯が4-500個溜まってます。これだけ仕事したって気になってます。

Posted by 市田明華 at 2006年07月22日 19:33

それは妖怪インク澄ましが夜中に肩を上下させながら替え芯をチューチュー吸ってるからです。

チューチュー チュルリラ チュルリララ〜

Posted by 墓場の鬼太郎 at 2006年07月22日 23:16

ぐにゃてんさん
普段そこらへんでごろごろしているのに、使いたいときに見つからないですね、消しゴム。

市田明華さん
使い切ったボールペンの芯をとってあるのがすごいですね。4-500個とはすごいです。

墓場の鬼太郎
名前だけ見て誰かと思いました。

Posted by 別人28号 at 2006年07月23日 05:01

ボールペンの墓場。なんか村上春樹みたいですね?
「それは世界のどこでもない場所でとてもひっそりと身を寄せ合っているのだ。そして誰にも見つけることは出来ないしまた、誰も探そうともしない。そんな場所だった。でも、それは確かにその場所に在るのだ」なんてね?

Posted by 砂ぼ at 2006年07月25日 21:53

私はロシア派かな?取り消すことができる鉛筆が好きです(´∀`)ゝ”

ボールペンはほとんど使わないのに…
なぜか使い物にならないようなボールペンが集まってきますΣ( ̄ロ ̄lll)

Posted by chi- at 2006年07月26日 02:48

砂ぼ 閣下
村上春樹は私もファンです。

chi- at さん
ぼくも鉛筆好きなんですけど、使おうとする時には必ず芯が折れているという現実があります。

Posted by 別人28号 at 2006年07月27日 04:37
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